[成分]エストラジオール貼付剤
[分類]経皮吸収エストラジオール製剤

【概説】
女性ホルモンの一つ「卵胞ホルモン」を補うお薬です。更年期障害の不快な症状を改善します。

上記の製品を貼付剤にしたものです。 欠点としては、かぶれやすいこととお風呂やシャワーで剥がれやすいことでしょう。 海外では日本とは違い一般的にはお風呂はあまり入らずシャワーで済ましますので、 その様なことはあまり考慮せずに開発されたものかもしれません。 クリマラは再貼付しやすく剥がれにくいらしいです。

このお薬は、EstrofemやEstraace等と同じ天然のエストラジオールを若干改良して作られ、 皮膚に貼付して用いる大変便利なお薬です。Estraderm TTS の他にClimaraという商品名でも販売されています。 エストラダームTTSは透明で丸長のフィルムに透明なクリーム状のお薬がたっぷりと塗られていて、 その周囲に強力な貼付剤が付いておりこれを下腹部等に貼り付けるだけでOKというものです。 容量は25mg/50mg/100mgの3種類あり、週に2回たとえば月曜日と木曜日に貼付します。 注意書の中にバストへの添付は無用な効果が現れるのでしないことと書かれています。 これは、バストが大きく発達してしまうからでしょう。 実際に脇の下に貼付していたらふバストがみるみる大きくなったと言う情報があります。 問題は剥がれやすいこととカブレやすいということです。 下腹部に貼付した場合は脂肪がついてくるとどうしてもお肉がたるんだりして剥がれやすいですし お風呂やシャワーの時はなおさらです。でも毎日お風呂に入って3日以内に完全に剥がれてしまうということは殆どないようです。 剥がれると言ってもお肉のたるみ等でその部分が剥がれてしまい、 なかなか元の様に張り付かなくなってしまうのです。完全に剥がれてしまうわけではないので効果には大きな問題にはならないと思いますが、 お風呂やシャワーでお薬が溶け出してしまうと問題のはずです。お腹に貼ったときに鏡で見てみると何となく不恰好と思うかもしれません。 ですから、お尻や腰に貼付することでこの問題はかなり解決できるでしょう。 また、カブレ安い方は貼る場所をいろいろと変えることで多少は避けられるかもしれません。 さて、効果の方ですが、さすがに安定した薬効を得ることができ、 エストロフェムよりも効果的だと言う方は少なくないようです。 何よりも、週に2回貼り付けるだけでいいというのは大変便利なことで、 エストロフェムから切り替える方が多いようです。尚、日光に当ててはならないようですが、そんな所に貼る人は多分いないでしょう。

同成分でありながら良く比較されるお薬です。 エストラダームは週に2枚を使用するのに対してクリマラは週に1枚の割合で使用します。 NOVARTIS社のエストラダームは一箱に8枚入りですが、SCHERING社のクリマラは4枚です。 説明書にはそのように書いてあるので、 クリマラは同じ成分でほぼ同じエストラジオールの含有量であっても持ちが良くできているということなんでしょう。 さて、クリマラの使用感は上記で説明したエストラダームとちょっと違います。 使用方法や見た目はほとんど同じです。クリマラはエストラタームと比較すると、 とても薄く柔らかい透明なビニールのようなシールになっていて、貼付すると実に自然に皮膚に馴染みます。 お腹のお肉がたるんだりひっぱられても自然に貼りついたままで剥がれにくいようです。 しかしながら、やはりクリマラも2度3度とお風呂に入ってゴシゴシやりますと剥がれてしまいエストラダームと同様に お湯でお薬が流れてしまうのではないかというような感じになりますが、 肌が乾いた後はエストラダームよりは密着感がいいようです。
【注意】
●使い始めの吐き気は、徐々になくなることが多い
●傷や湿疹がみられる部位、ベルトライン、胸部に貼付しないこと
●皮膚刺激を避けるため、毎回貼る場所を変えたほうがよい
●貼付部位の汗を拭い、清潔にしてから貼る
●別の女性ホルモン(黄体ホルモン)と併用することがある
●骨粗鬆症の治療に使われることもある
【効能】
●エストラダームTTS:更年期障害に伴う次の症状/血管運動神経症状、泌尿生殖器の萎縮症状、エストロゲン欠乏による睡眠障害
●エストラダームTTS:卵巣欠落症状
●その他:更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う次の症状/血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状

【副作用】
吐き気、吐く、食欲不振、貼付部位の皮膚症状(発赤・かぶれ・かゆみ)、乳房緊満感、乳房痛、下腹部痛、帯下、生理予定外の出血、血栓症(長期使用時ごくまれ)

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