[成分]デカン酸ナンドロロン
[分類]タンパク同化ステロイド
【適応】
●骨粗鬆症,乳腺症,下垂体性小人症
●次の疾患による著しい消耗状態:慢性腎疾患,悪性腫瘍,手術後,外傷,熱傷
●次の疾患による骨髄の消耗状態:再生不良性貧血
【注意】
●アンドロゲン依存性腫瘍及びその疑いのある患者
●妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
●前立腺肥大のある患者
●心疾患,腎疾患,肝疾患,がんの骨転移のある患者
●糖尿病の患者[耐糖能に影響を及ぼすことがある
【作用】
●タンパク質代謝に影響して窒素平衡を正にし体タンパク質合成を促進
●ラットでの肛門挙筋重量の増加と精のう重量の増加との比率で示されるanabolic-androgenic ratio(タンパク同化作用対男性化作用の比率)はデカン酸テストステロンの12倍,作用は約2〜4週間持続
●健康人に筋注で,尿中窒素排泄量を減少,窒素貯留促進作用は3週間以上
●骨粗鬆症例で尿中カルシウム排泄量を減少,持続的カルシウム貯留効果
●マウスで赤血球への鉄の取り込み率の亢進によりヘモグロビン及びヘマトクリット値上昇などの造血作用を促進
【副作用】
●使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
●女性患者に嗄声が現れた場合には中止する
●肝臓GOT上昇,GPT上昇・男性ホルモン様作用//女性:多毛,ざ瘡,色素沈着,月経異常,陰核肥大,性欲亢進//男性:ざ瘡,陰茎肥大,陰萎,持続性勃起,大量継続投与による睾丸機能抑制(精子減少,精液減少等)・過敏症状・悪心・頭痛・発疹・熱感,浮腫,咽喉部腫脹感等
薬品一覧へ