3.2 ホルモンによる性転換
ホルモンによる性転換は、その患者の反対の性の肉体的特徴により近付けることを目的として、女性にはアンドロゲンを、男性にはエストロゲンやプロゲステロンを用いる事である。ホルモンによる性転換は、性転換患者以外にをいて治療や研究のためにおこなわれるホルモン治療は意味しない。(再生不良性貧血、インポテンス、癌など)

3.3 手術的性性転換
性器の性転換手術とは、性別違和症候と診断された人が反対の性の肉体的特徴により近づけるよう、形態を変える目的で性器や乳房に対して行う手術を意味する。性別違和症候以外のいかなる先天異常や、他の医学的にはっきりした異常がない場合、乳房切断術、乳房縮小術、去勢、精巣切除術、陰茎切断術、膣形成術、子宮切除術、卵管切除術、膣切除術、卵巣除去術、陰茎形成術は手術的性転換に含まれる。 性器以外の性転換手術は性器、乳房以外(鼻、のど、顎、頬、腎部など)で、患者の本来の性のいずれにかかわらず、そのような手術の障害になる異常(顔面外傷、半陰陽など)がないうえで、より男性的、もしくは女性的に見せる目的を有する。

3.4 性別違和
性別違和とは社会で決められた生まれついての性と性役割に満足せず、ホルモンおよび手術的性転換を要求する人の精神的な状態を意味する。 性別違和とは幼児の性再認知や再宣言のことではない。したがって性別違和とは手術的、ホルモンにによる性転換を要求するすべてのひとびとに適用できる診断名である。

3.5 Clinical behavioral scientist(以後精神科医または心理学者と統一する)
行動科学(behavioral scientist)の学位を有することは、性別違和問題の精神治療、精神科的カウンセリング、診断を行うに十分な訓練、資格を有する証明にはならない。性転換手術、ホルモン治療を推奨できる人は、広範囲にわたる精神異常の診断と治療において十分な訓練と経験を有すること証明しなければならない。サイコテラピスト、カウンセラーの免許や資格を有しても必ずしも性治療に対応できる訳ではない。性転換手術やホルモン治療を認めることのできる人は、広範囲にわたる性に関する診断と治療の訓練と経験を有するものでなければいけない。セックステラピー、カウンセリングの資格は必ずしも性別違和状態や異常の診断と治療にも対応できるとは限らない。性転換手術やホルモン治療を推奨できる人は一般的な精神治療、性治療、性カウンセリングにも対応できることを証明しなければならない。
手術およびホルモンによる性転換治療に対する推奨は、次のような証明と見識を有する精神科または心理学者によってなされるべきである。

3.5.1 全国的または地方の認定委員会によってみとめられた精神会または心理学者のマスターデグリーを有すること。

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