「性同一性障害」配慮 投票案内の性別欄廃止 神戸市選管
七月十一日の参院選投票日を知らせるため、有権者宅に届く「投票案内」。
神戸市選管は、心と体の性別に違和感を抱える「性同一性障害」の人に配慮し、今回から性別欄を廃止した。
混乱がなければ今後も続ける方針で、わずか数文字分の変更だが、案内を受け取った同障害者は「大きな一歩」と歓迎している。(三木良太)
同市選管によると、これまでは本人の氏名などとともに性別を明記していた。
だが、公文書の性別記載欄の見直しを求める運動などを受け、案内状からの削除を決めた。
公選法では、選挙人名簿への性別表記を義務付けているが、投票案内の書式に規定はない。
同市選管は、今回の参院選から、案内を世帯ごとにまとめて封書化し、封筒に点字も入れている。
同市選管では、性同一性障害者が投票所で不快な思いをしないよう、原簿の性別と外見が異なる場合など、本人確認に際してはプライバシーに配慮するよう担当者に指示している。
性同一性障害者らのグループ「支えあうTGの会」のメンバー(35)は「性別欄がないことは一目で気付いた。
一歩前進で歓迎したい」と話している。
2004/06/30
神戸新聞
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