審議の経過

特別委員会はまず、牛島定信、中島豊爾、中根允文、山内俊雄の各理事によ って構成されたが、審議の経過とともに順次、必要な領域の専門家に委員とし ての参加を要請し、また必要に応じ、オブザーバーとして、関連する専門家に 出席を依頼して(付表1)、委員会を構成し、合計10回にわたる討議をおこ なった(付表2)。そのうちの1回はDr.Reiko Homma True によるアメリカの 状況に関する公開講演会を開催し、海外の事情を検討し、我が国に望ましいあ り方を求めた。また、その結果をいわゆる当事者ならびにこの問題に関与して いる人々にも開示し、意見を求め、以上の検討を経た上で本答申をとりまとめ た。さらにまた、検討の過程で浮かび上がった、性同一性障害とその周辺の問 題に医療が適切に対応するために乗り越えなくてはならないいくつかの問題に ついても提言を行った。
 性同一性障害とそれに関連する性の問題が医療だけでなく、社会においても 適切に対応される事を望み、ここに報告する。

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